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2021年2月13日

金沢市の増築リフォーム

セイダイリフォーム㈱の久岡です。

今回は金沢市で施工した増築工事のお話を書きたいと思います。

 

金沢市で増築工事をするにあたり注意するべきポイントや断熱性能について話していきます。
 

 

 

1.増築を考えたきっかけ

金沢市にお住いのお施主様が増築工事をするきっかけとなったのは、子供が大きくなり受験期をむかえ、集中して勉強できる部屋がないので増築をしようと思ったそうです。
子供が多いのでこれまでも何度も増築は考えておられたようですが、やはり増築はお金がかかるのでは、工事が大変なのではと思われていましたが、金沢市のセイダイリフォームに増築相談に来られました。

ご家族はご両親、長男夫婦と中2、小6の息子2人、次男の7人家族になります。

既存の家は1階にDKとリビング(離れている)、ご両親寝室、長男夫婦寝室、次男個室、納戸2室の家です。納戸が6帖あり、改装すると子供室にはなりますが収納が不足するので増築に踏み切りました。

増築するのは2室+トイレになります。

 

 

 

 

2.セイダイリフォームに決めた理由

金沢市で創業43年の地域密着の安心感と新築やリフォームの実績があるからでした。2室の内訳は両親寝室と次男の部屋で、増築分部は当社の高気密高断熱のセイダイハウジンシステムでの増築になります。特に両親寝室にはバリアフリーを考慮して個別に玄関を設けて外部スロープも計画しました。

下の写真は増築棟が建つ場所です。

 

 

3.増築工事のポイント

増築リフォーム工事のポイントは、既存の建物とのつなぎ目から雨漏れが起こらないために新築の実績と基礎を打つための新築の実績に加えて、つなぎ目をバリアフリーにするために調整が必要なのでリフォームの実績が必要なので、新築とリフォームのどちらの実績もある会社に増築を頼むのはがポイントです。

 

 

4.増築リフォーム工事中

いよいよ工事開始です。既存の植木を伐採撤去して基礎工事の状況です。

 

 

既存建物の床の高さと揃えないといけないので、基礎の高さに間違いがないか、何度も計算して墨出し(高さラインを現場に書くこと)しました。

人間の造るものなので必ず誤差が生じます。ぴったりとした寸法よりも、少し逃げをもって調整していく施工方法で既存との接合部分を調整していきます。

下の写真は基礎コンクリートが完成して乾燥養生期間の時のものです。

 

 

既存の外壁は一部解体してあるのが、既存の土台、柱位置を確認するために開口したものです。

増築工事の場合、基礎工事中は既存外壁は解体せずに、上屋の上棟前後に外壁を解体して接続いたします。天候もありなるべくギリギリまで外壁は壊しません。

 

いよいよ上棟です。

 

 

プレカット(材木屋さんでコンピューター入力による自動加工のこと)で加工された構造材を現場で組み立てしていきます。

11.5坪平屋の増築工事なので午前中の内に屋根下地まで完成しました。午後からは既存建物との取り合い工事にかかりましたが、これがかなり時間がかかります。既存住宅との接続部分は無加工(構造梁は延ばしっぱなしの状態)なので、現場で大工さんが加工して組み立てていきます。1日で外壁の透湿防水紙まで張ることができました。下の写真は既存との取り合い部分です。

 

 

上棟、屋根始末も終わり、サッシ取付や外部下地に進んでいます。

セイダイではエクセルシャノンという純国産樹脂サッシを標準仕様で使っています。ガラスはアルゴンガス入りの遮熱高断熱トリプルガラスを採用しています。

窓が一番、熱が逃げやすい箇所で外周廻り(床、外壁、屋根)からの全体の熱の逃げる量のうち約60%が窓から逃げています。

今回は増築のため全部、断熱サッシを取付しましたが、既存宅リフォームでは窓を改修するだけで保温効果がUPします。

予算によって施工方法は変わりますが、一番安価なのは内側にもう1窓取付するインナーサッシと言われる樹脂窓を取付する方法です。

 

 

サッシ、外壁下地も完了して、次は床の気密断熱工事に入ってきました。

セイダイの床断熱はセルローズファイバーという新聞紙を細かくして抗菌処理されたものを圧送ホースでブローイング(吹込)します。断熱材を入れる場所は土台と大引き(床を構成する骨組で約91㎝間隔に入っています)の間に入れます。

室内側には気密シートを張って外部からの隙間風が入ってこないようにするのと、室内でできた湿気(汗や湯気など)を床下地内にいれないようにする2つの役目があります。

既存住宅のリフォームでは窓の次に大事な断熱箇所になります。

特に間仕切り壁の下の隙間から来る風は冬場かなり寒いので、その部分を断熱改修するだけでも効果はでてきます。気流止めといいます。空気は自然現象に上にいく特性があり間仕切り壁の下にある隙間から床上に入ってきます。

気密工事が施工されていないお家で冬場、床と壁の隙間から冷たい風が入ってくる体験はありませんか?

既存住宅で改装前の時に一度、手をかざしてみてください。

 

 

床の気密断熱も終わり、下地の合板も張って、足場がよくなりました。

その後、電気配線を壁中に入れてから、外壁断熱材の高性能グラスウール16Kで厚みは10センチのものを隙間なく外壁の中につめていきます。

断熱工事が完了すると次は気密工事になります。床でもありましたが隙間風防止と室内を湿気を壁内にいれない役割をしています。

 

 

ちなみに外壁断熱部分の上部に石膏ボードが張られていますが、これは火災の延焼防止で天井裏部分全てに張っています。

 

続いて、天井工事に入る前に24時間換気システム(第3種換気)の機械取付と配管工事になります。24時間消すことなく室内の空気を2時間に1回ゆっくりと交換しています。排気するところはトイレ、浴室、キッチンなどの湿気や臭いのでる所になります。またウォークインクローゼットなどのホコリがたまりやすい所も排気します。機械で強制的に排気します。排気だけだと換気にはなりませんので新しく空気を取り入れる給気口を設けなければいけません。給気する所はリビング、主寝室、子供室などの居室と呼ばれる外壁面に取付します。

冬場、居室にはエアコンが稼働して暖かい空間になるので、その空気と新鮮空気を混合して暖かい空気を水廻りに流してあげることで、家全体の室温は均一化されて、どこへ行っても寒くない家になります。このことを計画換気といいます。

 

 

補足で第3種換気とは室内から出す方を機械で、入れる方を自然換気にしたものです。冬場は入れる方は冷たい空気が入ってきますので多少の熱損失はありますが外周廻りが気密断熱化されて家の保温力がUPするので体感温度には影響しません。最近では入ってくる空気に出ていく空気の温度を交換して、入ってくる空気の熱損失を少なくした熱交換型換気扇も多く取り入れられるようになりました。

出す方、入れる方双方とも機械制御になる換気方法は第1種換気といいます。

 

 

換気扇工事が完了して、最後の気密断熱層の天井部分の工事に入りました。

天井は始めに気密シートを天井下地材の間に挟んで張ります。その後、天井点検口から上り、床と同じセルローズファイバーを20㎝吹込みます。

軒先部分で天井裏から手の届かないところはお部屋から一部、天井シートを開口して下から吹込みします。

 

 

この工事が完成すると工事中でも冬場は暖かくなり、夏場は簡易型ウィンドウエアコンを設置すると快適に内部作業ができます。また外からの音も遮断され静かな家になり、遮音性能がUPします。

 

気密断熱工事を施工している間に外部工事は完了して足場も解体しました。

外壁は窯業系サィディングの金具止め工法になります。お施主様のご要望で既存住宅の外観とは違ったテイストでのデザインにしたいとの意向で紺色の縦ストライプ柄にしました。

屋根は軽量化を図るためにガルバリウム鋼板立平葺きで、色も外壁に合わせブラックで締めるような感じにしました。

外周に造られたスロープは接続廊下から出入りができ、ご両親の将来の介護を視野にいれた設計になっています。自走で車いすを走行する勾配は配置計画上とれませんでしたが、介助者が付きそうと昇降が可能な勾配にしました。

まだ内部工事は残っています。内装クロス貼り、照明、衛生器具、建具の取付などが残っています。もう少しで完成です。

 

5.増築リフォーム完成

 

いよいよ内部も完成です。内装、照明、器具類などの取付も終わり、完成ハウスクリーニングをして完成しました。

この後、社内完了検査と施主立会完了検査を行い、打合せ通りに施工されているか、間違いはないか、施工ミスがないかを沢山の人の目で確認します。

人が造っているのでノーミスが目標ですが、どうしても少しは手直し工事がでてきます。お引渡しまでには完璧に直します。

既存住宅の増築なので引渡時に引越しのお手伝いも少々行います。

この現場は増築棟が完成した後に、居住エリアを引越ししてから、既存住宅のリフォームに入っていきます。

とりあえず増築工事はこれで完成になります。

お施主様にも喜んでいただき良い引渡しになりました。

この瞬間が一番嬉しいです。何度、経験してもいいものですね。

これからもご縁のあったお客様に喜んでいただけるように、しっかり監督していきたいと思います。ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

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