石川全域
2025年6月23日
コーキングについて
前回に引き続きコーキングについて、お話居ていきたいと思います。
今回は、コーキングの種類についてです。
コーキング(またはシーリング)は、建物の隙間や継ぎ目を埋めて防水・気密・接着などの役割を果たす材料です。
用途や性能に応じて、いくつかの種類があります:シリコン系や変成シリコン系、アクリル系、ウレタン系、ポリサルファイド系、ブチルゴム系、油性タイプがあります。
それぞれの特徴や用途をまとめてみました。
シリコン系
特徴:耐水・耐熱・耐候性に優れ、カビにも強い。塗装は不可。
主な用途:キッチン、浴室、洗面所などの水回り
変成シリコン系
特徴:耐候性・塗装性があり、屋内外で使える。
主な用途:外壁、サッシ周り、屋根など
アクリル系
特徴:水性で扱いやすく、塗装可能。耐候性は低め。
主な用途:室内の目地、木部の隙間埋め
ウレタン系
特徴:弾力性があり密着性も高いが、紫外線に弱い。
主な用途:外壁のひび割れ補修(塗装が必要)
ポリサルファイド系
特徴:耐油性・耐候性が高く、反応硬化型。
主な用途:躯体目地、構造部の接合部
ブチルゴム系
特徴:粘着力が強く、乾燥後もべたつきが残る。
主な用途:コンテナや板金の接合部
油性タイプ
特徴:表面だけが硬化し、内部は柔らかいまま。
主な用途:板金のはぜ折部など
それぞれの特性を活かして、使用場所や目的に合ったコーキング材を選ぶことが大切になってきます。
DIYで使うなら、シリコン系や変成シリコン系がホームセンターで手に入りやすく、扱いやすいですよ。どこに使いたいか教えてくれたら、もっとピンポイントでおすすめできます!
以上、藤山綾花でした。
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